奈良県で介護士として働くうえでアピールできる資格

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転職が有利になる資格

転職が有利になる資格

介護職員初任者研修

奈良県で介護士として働く際、転職を有利にする資格の一つが介護職員初任者研修です。
介護職員初任者研修は、介護の仕事をするための入門資格のようなものです。介護の求人は、無資格の方が応募できる仕事も多いです。しかし、無資格の状態では生活援助の仕事のみに限定され、身体介護の仕事はできません。そこで、介護職員初任者研修の資格を持っていると、食事やトイレ、お風呂など、利用者の体に直接触れてお手伝いをする身体介護の業務に就けるようになるのです。
資格を持っていることは、応募する際の立派なアピール材料になります。無資格でも応募可能な求人の場合でも、他の応募者と比べて資格を持っていることで差がつき、転職活動が有利に進むことがあります。
介護職員初任者研修では、高齢者の体の特徴や、安全に移動を支援する方法、食事や排泄の介助方法など、介護の基本的な知識や技術を学びます。また、認知症の方への対応方法や、緊急時の対応についても学ぶことが可能です。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修を取得したあとに目指すべき資格といえます。さらに上の国家資格である介護福祉士の資格取得を目指すための重要なステップという位置づけです。
実務者研修では、たんの吸引や経管栄養といった医療的なケアの基礎を学ぶカリキュラムが含まれています。そのため、介護技術の向上はもちろんのこと、医療的なケアに関する知識も身につけることが可能です。たんの吸引は、呼吸が苦しい方のために口や鼻からたんを吸い出す技術です。経管栄養は、口から食事をとることが難しい方のために、胃や腸に直接栄養を送る技術です。これらの技術は医療行為の一部とされていますが、実務者研修を修了した介護士は、医師や看護師の指示のもとで行えるようになります。これらの技術を身につけることによって、さらに幅広い介護のニーズに対応でき、転職の際にも有利になるのです。

介護福祉士

介護福祉士は、介護業界で唯一の国家資格であり、介護の花形資格とも呼ばれる資格です。利用者の身体的なケアはもちろん、精神的なケアやほかの職員の指導にも携わるため、現場でとても重宝されます。
介護福祉士の国家試験は、筆記試験と実技試験から構成されています。筆記試験では、介護に関する基礎知識や専門知識が問われます。実技試験では、実際の介護場面を想定した課題が出題され、介護技術やコミュニケーション能力が評価されます。
介護福祉士の資格は、一度取得すれば更新の必要がなく、全国どこでも通用する資格です。そのため、介護業界で長く活躍していくうえで一生ものの資格であり、転職の際にも有利に働くでしょう。

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